登壇者紹介

◆五神真 (東京大学総長)

東京大学第30代総長。1980年東京大学 理学部卒業、1982年同大学院理学系研究科物理学専門課程 修士課程修了。1983年同博士課程退学。1985年理学博士(東京大学)。専門は光量子物理学。1998年東京大学大学院工学系研究科教授、2010年同理学系研究科教授、2012年同副学長、2014年同理学系研究科長を経て、2015年4月より現職。近著として、「変革を駆動する大学:社会との連携から協創へ」。

◆喜連川優 (東京大学生産技術研究所教授・国立情報学研究所所長)

国立情報学研究所所長、東京大学生産技術研究所教授。1983年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。情報処理学会元会長、日本学術会議情報学委員長などを務める。データベース工学の研究に従事。内閣府最先端研究開発支援プログラム中心研究者。2009年ACM SIGMODコッド革新賞、2013年紫綬褒章、2016年レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章。その他、全国発明表彰「21世紀発明賞」、C&C賞等を受賞。ACM、IEEE、電子情報通信学会、情報処理学会フェロー。

◆吉村忍 (東京大学副学長・大学院工学系研究科教授)

1987年東京大学大学院工学系研究科修了、工学博士。東京大学工学部講師、助教授、新領域創成科学研究科教授を経て2005年より工学系研究科教授。2009年総長補佐、広報室長、工学系研究科副研究科長、教育研究評議員を経て、2017年より副学長。専門は計算力学、システムデザイン学。現在、国際計算力学連合副会長、日本学術会議会員・総合工学委員会委員長。国際計算力学連合フェロー賞、アジア太平洋計算力学賞等受賞。

◆大江和彦 (東京大学大学院医学系研究科教授)

東京大学大学院医学系研究科医療情報学分野教授。1984年 東京大学医学部医学科卒、東大病院外科系研修医、新潟県佐渡市佐和田病院医師等を経て、86年 同大学院博士課程(医療情報学)入学、89東大病院中央医療情報部助手、90年 同講師、94年 同助教授を経て、97年より現職。2003-2005 東大病院副院長, 2015より東京大学総長特任補佐、東大病院企画情報運営部長などを併任。2016年より日本医療情報学会代表理事、日本医学会連合社会部会理事。 内閣官房次世代医療ICT基盤協議会、厚生労働省保健医療分野におけるAI活用推進懇談会などの構成員.専門は医療情報の標準化、医療人工知能システム、医学知識処理の研究。

◆宍戸常寿 (東京大学大学院法学政治学研究科教授)

東京大学大学院 法学政治学研究科 教授。1997年3月 東京大学法学部卒業。東京都立大学法学部助教授、一橋大学大学院法学研究科准教授等を経て2013年10月より現職。専門は憲法・情報法。第32次地方制度調査会委員、総務省「ICTサービス安心・安全研究会」構成員、公益財団法人東京大学新聞社理事長、青少年ネット利用環境整備協議会代表等。著書に『憲法 解釈論の応用と展開(第2版)』(日本評論社、2014年)、『ロボット・AIと法』(共編、有斐閣、2018年)等がある。

◆坂田一郎 (東京大学大学院工学系研究科教授)

東京大学経済学部卒、ブランイス大学より国際経済・金融学修士号、東京大学より博士号(工学)を取得。現在、東京大学工学系研究科教授(技術経営戦略学専攻)、同総合研究機構イノベーション政策研究センター長、システム創成学科知能社会システム(PSI)コース長、政策ビジョン研究センター教授兼務。学務では、総長特任補佐、東京大学未来社会協創推進本部ビジョン形成分科会長。2014~2016年度、政策ビジョン研究センター長。

◆古井祐司 (東京大学政策ビジョン研究センター特任教授)

2000年東京大学大学院医学系研究科修了(医学博士)。専門は予防医学、保健医療政策。2004年東京大学医学部附属病院助教就任。2018年1月東京大学政策ビジョン研究センター特任教授就任。内閣府経済財政諮問会議専門委員、自治医科大学客員教授等も務める。主な業績に、「データヘルス計画作成の手引き,厚生労働省・健康保険組合連合会編,2017」(総監修)、「健康経営アドバイザー研修初級,東京商工会議所編,2016」(監修)、「社員の健康が経営に効く,労働調査会,2015」等がある。

◆境田正樹 (東京大学理事)

2005年10月弁護士登録、2010年4月~2011年8月独立行政法人国立がん研究センター理事長特任補佐、2011年4月大阪大学臨床医工学融合研究教育センター招へい教授、2011年8月東北大学大学院医学系研究科・医学部客員教授、2015年4月~国立大学法人東京大学理事、2015年11月~スポーツ庁スポーツ審議会委員、2015年8月~2016年8月内閣官房東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部政策参与、2012年8月~2012年12月内閣官房医療情報及び遺伝子情報の法制度に関する検討チーム委員、2009年11月~2012年12月内閣府独立行政法人ガバナンス検討チーム委員、2015年1月~8月国際バスケットボール連盟の日本バスケットボール協会に対する制裁に関する「ジャパン2024タスクフォース」委員、2016年6月~公益財団法人日本バスケットボール協会理事、2015年9月~公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ理事、2017年9月~スポーツ庁日本版NCAA創設に向けた学産官連携協議会マネジメントワーキンググループ委員。

◆岡田淳 (森・濱田松本法律事務所パートナー・弁護士)

森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士、ニューヨーク州弁護士。東京大学法学部、ハーバード大学ロースクール卒業。Weil, Gotshal & Manges LLP シリコンバレーオフィス(2007年~2008年)、立教大学法学部非常勤講師(2010年~2011年)、青山学院大学大学院客員教授(2011年~)、日本弁理士会能力担保研修講師(2015年~)。経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員(2017年~)。多様な技術分野において知的財産やIT・テクノロジー関連の紛争・取引案件に関与するほか、個人情報やプライバシー関連の実務にも精通している。

◆渡部俊也(東京大学政策ビジョン研究センター教授・副センター長)

1984年東京工業大学無機材料工学専攻修士課程修了、1994年同大学無機材料工学専攻博士課程修了(工学博士)。民間企業を経て1998年東京大学先端科学技術研究センター情報機能材料客員教授。2016年4月現在、政策ビジョン研究センター教授(副センター長)、大学執行役・副学長、工学系研究科技術経営戦略学専攻教 授(兼)、東京大学産学連携本部本部長、東京大学安全保障輸出管理室支援室室長、日本知財学会理事・会長、内閣知的財産戦略本部検証評価企画委員会座長(産業財産権担当)、経済産業省産業構造審議会臨時委員、経済産業省産業構造審議会知的財産分科会審査品質管理小委員会委員、経済産業省産業構造審議会産業技術環境分科会研究開発・イノベーション小委員会委員、経済産業省国立研究開発法人審議会委員(NEDO部会長)、文部科学省オープン&クローズ戦略時代の大学知財マネジメント検討会委員。

◆中村仁彦(東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)

京都大学大学工学博士。京都大学助手、カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)助教授・准教授、東京大学助教授を経て、1997年より教授。ロボティクス、バイオメカニクス、脳型情報処理の研究を行う。UCSB客員研究員、Collège de France 客員教授、IFToMM President (2011-2015)などを歴任。TUM Distinguished Affiliated Professor of Technische Universität München。Academy of Engineering Science of Serbia外国人会員。World Academy of Arts and Science、IEEE、日本機械学会、日本ロボット学会のフェロー。

◆東野輝夫 (大阪大学大学院情報科学研究科 教授)

大阪大学大学院情報科学研究科教授。1984年大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程修了。工学博士。1999年大阪大学大学院基礎工学研究科教授、2002年同情報科学研究科教授。モバイルコンピューティングやサイバー・フィジカル・システムに関する研究に従事。文部科学省「Society5.0実現化研究拠点支援事業」研究開発課題責任者。情報処理学会前副会長、日本学術振興会学術システム研究センター主任研究員などを歴任。現在、日本学術会議会員・情報学委員会副委員長。

◆高橋誠 (KDDI株式会社代表取締役社長)

1984年横浜国立大学工学部金属工学科卒、京セラ入社。同年、第二電電入社。2003年KDDI執行役員。07年取締役執行役員常務。10年代表取締役執行役員専務。16年代表取締役執行役員副社長。18年4月代表取締役社長。

◆石山洸 (株式会社エクサウィザーズ代表取締役社長)

東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻修士課程修了。2006年4月、株式会社リクルートホールディングスに入社。同社のデジタル化を推進した後、新規事業提案制度での提案を契機に新会社を設立。事業を3年で成長フェーズにのせ売却した経験を経て、2014年4月、メディアテクノロジーラボ所長に就任。2015年4月、リクルートのAI研究所であるRecruit Institute of Technologyを設立し、初代所長に就任。2017年3月、デジタルセンセーション株式会社取締役COOに就任。2017年10月の合併を機に、現職就任。静岡大学客員教授、東京大学ビジョン研究センター客員准教授。

◆大﨑洋 (吉本興業株式会社 共同代表取締役社長CEO)

1978年4月 吉本興業株式会社入社。数々のタレントのマネージャーを担当。1980年 東京事務所開設時に東京勤務となる。1986年 プロデューサーとして「心斎橋筋2丁目劇場」を立ち上げ、この劇場から多くの人気タレントを輩出。1997年 チーフプロデューサーとして東京支社へ。その後、音楽・出版事業、スポーツマネジメント事業、デジタルコンテンツ事業、映画事業など、数々の新規事業を立ち上げる。2001年に 取締役、その後、専務取締役、取締役副社長を経て、2007年 代表取締役副社長、2009年 代表取締役社長、2018年 共同代表取締役社長CEOに就任。

◆藤原帰一 (東京大学政策ビジョン研究センター センター長、法学政治学研究科 教授)

東京大学法学部卒業、同大学大学院博士課程単位取得満期退学。フルブライト奨学生としてイェール大学大学院に留学。東京大学社会科学研究所助手を務め、千葉大学法経学部助手、同助教授、東京大学社会科学研究所助教授を経て、1999年から現職。フィリピン大学アジアセンター客員教授、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際研究院客員教授、米国ウッドローウィルソン国際学術センター研究員等を歴任。