高齢化社会制度・医療イノベーション研究部門 – 東京大学政策ビジョン研究センター https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp Wed, 15 May 2019 02:59:38 +0900 ja hourly 1 ライフスタイルデザイン研究ユニット https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp/units/lsd/ Thu, 17 Jan 2019 05:47:18 +0000 https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp/?page_id=12753 Read in English

趣旨

 急速な人類の平均寿命の延長、あるいは進む業種・働き方の多様化は、年金、保険、医療、定年制度、食事、など、様々な領域で既存とは異なるニーズが顕在化している。そのため、伝統的なライフスタイル、既存のライフスタイルを超える、多様化した人々のニーズを満たす新たなるライフスタイルを産官学民で再定義していく必要がある。ライフスタイルの基本である、食事、運動、メンタル、睡眠、病気、寿命などの医学的要素はもちろんのこと、家庭、仕事、防災、政治、地域との関わりなど社会的要素、趣味、占い、音楽などの感情的要素なども考慮に入れた、総合的なライフスタイルのデザインを探求していくことが当ライフスタイルデザイン研究ユニットの使命である。
 例えば、企業健診のような既存型の健康診断だけでは現代社会のニーズにあった健康状態を十分に把握することはできず、より多面的な健康状態を把握したいというニーズが生まれてきている。また、従来の医療的介入だけではなく、ライフスタイルのデザイン・改善指導を通じて、個別の健康増進や労働生産性の向上・健康寿命延伸効果を目指す動きもでてきている。
 そのため、これらライフスタイルに呼応したソリューションミックスを構成する製品・サービスの効果を評価・可視化する基準・手法を検討するとともに、その評価を担う第三者的機関のあり方等について提言を試みる。
 ライフスタイルにおける消費者の自発的選択を促す市場主導型イノベーションエコシステムの創出や新たな生命・生活関連産業が育成に寄与しうる。また、ライフスタイルにおける新たなるデザインの必要性は、地方自治体等政府の政策に関しても認識されており、自治体・企業・アカデミアが連携した社会実験等を調査分析することにより、最適なライフスタイルデザインの検討を進めて行きたい。

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データヘルス研究ユニット https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp/units/dsih/ Mon, 26 Feb 2018 01:28:19 +0000 https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp/?page_id=8962 Read in English

NEWS

2018.11.15
古井祐司特任教授が「リンダ・グラットン来日記念シンポジウム 人生100年時代の経営戦略 中小企業における働き方改革と健康経営」(主催;東洋経済新報社、特別協賛;アクサ生命保険)にて基調講演を行います。
演題;「健康」は人生設計の最強ツール
開催;12月5日 14:00〜16:40 大手町プレイスカンファレンスセンター 2F

2018.11.15
井出博生特任准教授が「福島から健康づくりの輪を広げよう 健康経営セミナー」にて講演します。
演題;従業員の健康投資で会社も社会も大変身!
開催;11月27日 13:30~16:00 いわき産業創造館

2018.11.15
井出博生特任准教授が内閣府産官協議会「次世代ヘルスケア」(第2回)にて講演します。
演題;職域、地域、子供における次世代の健康づくり
開催;11月16日

2018.11.1
古井祐司特任教授・井出博生特任准教授が「健康スコアリングレポートとデータヘルス・ポータルサイト活用説明会」(主催;健康保険組合連合会)にて講演します。
演題;「人生100年時代における健康保険」-データヘルス・ポータルサイトから考える現状と課題-
開催;東京会場 11月7日、大阪会場 11月15日、名古屋会場 11月30日

2018.10.1
平松雄司受託研究員(知的財産権とイノベーション研究ユニット)がデータサイエンティストとして、”Kaggle”のコンペティションで世界第二位を獲得し、「Kaggle Master」の称号も得ました。
“Kaggle”はデータサイエンティストが課題解決のために競い合うプラットフォームで現在世界の約20万人のデータサイエンティストが登録しています。

2018.9.15
静岡県にて、平成30年度生活習慣病予防のための出前授業を開始します。本年度は6つの小学校で実施します。

2018.6.1
シンポジウム開催のお知らせ(2018年6月27日)
国民皆保険制度下のデータヘルスによる健康課題の可視化

活動報告

学会発表

2018.10.25 第77回日本公衆衛生学会総会で福島県「『元気で働く職場』応援事業」に関するシンポジウムを開催

中小規模事業所で勤務する人の健康増進を進めるという観点から、福島県では2017年より「『元気で働く職場』応援事業」を立ち上げ、初年度の平成29年度には県内7地区7事業所でモデルが行われました。10月24~26日に福島県郡山市で開催された第77回日本公衆衛生学会総会で当ユニットが企画したシンポジウムで、本事業の狙いと概要、職場での実際の取り組みの状況、作成・提供された健康プログラムの内容が報告されました。当研究ユニットからも客員研究員 村松賢治、特任教授 古井祐司が、参加事業所における労働生産性、健康リスク、ワーク・エンゲイジメント等の測定結果等を報告しました。

書籍

2018.10.9 三宅琢客員研究員の著作が発行されました。
「マネジメントはがんばらないほどうまくいく うつうつ部下をいきいき部下に変える世界一シンプルな方法」
ISBN:9784295402404
発行:クロスメディア・パブリッシング 発売:インプレス

論文掲載

Koike S, Matsumoto M, Kawaguchi H, Ide H, Atarashi H, Kotani K, Yasunaga H.
Board certification and urban-rural migration of physicians in Japan.
BMC Health Services Research 2018;18:615

論文掲載

志村哲祥・田中倫子・岬昇平・杉浦航・大野浩太郎・林田泰斗・駒田陽子・高江洲義和・古井祐司・井上猛
「睡眠はストレスチェックの結果に大きな影響を与える」
「精神医学」2018年7月号 Vol.60 No.7

論文掲載

Hiroo Ide, Shunsuke Doi, Hidenao Atarashi, Shinsuke Fujita, Soichi Koike.
The distance and chance of lifetime geographical movement of physicians in Japan: an analysis using the age-period-cohort model.
Human Resources for Health 2018;16:26.

論文掲載

古井祐司・村松賢治・井出博生
「中小企業における労働生産性の損失とその影響要因」
「日本労働研究雑誌」2018年6月号 No.695 49-61

記事掲載

古井祐司・井出博生・柿沼美智留
「第2期データヘルス計画で実現すること-データヘルス・ポータルサイトを活用して-」
「健康保険」2018年2月号

人材の受け入れについて

東京大学のデータヘルス研究ユニットでは、データヘルス計画、健康投資に関する人材育成に関心をお持ちの自治体、企業、大学、研究機関等から人材を受け入れています。
詳細はこちら

講師派遣依頼について

•本研究ユニットには多くの講師派遣依頼をいただいておりますが、少数の人員で運営しているために、全てをお受けすることはできません。
•データヘルス、健康投資については実際に計画や事業を策定、評価してみることがノウハウを獲得する上で効果的です。「人材の受け入れについて」も併せてご参照ください。

責任者

渡部 俊也教授(政策ビジョン研究センター副センター長、大学執行役・副学長、先端科学技術研究センター併任)

ユニット構成メンバー

城山英明教授(政策ビジョン研究センター、公共政策大学院、法学政治学研究科)、古井祐司特任教授(政策ビジョン研究センター、自治医科大学客員教授)、井出博生特任准教授(政策ビジョン研究センター)、村松賢治受託研究員、濱松由莉受託研究員、上村晴子学術支援専門職員
尾形裕也客員研究員、柿沼美智留客員研究員、小坂雅人客員研究員、渋谷克彦客員研究員、高塚志保客員研究員、津野陽子客員研究員、三宅琢客員研究員

本研究ユニットへのお問い合わせ

電子メール hpm-jimu_at_pari.u-tokyo.ac.jp
※電子メールアドレスは_at_部分を@に置き換えてご利用下さい。

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健康経営研究ユニット(2012年6月-2017年12月) https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp/units/page-9964/ Mon, 11 Jun 2012 05:58:32 +0000 https://pari.ifi.u-tokyo.ac.jp/?page_id=9964