活動報告:本部棟1階展示 2013.4.2〜6.28
現在、東京大学本郷キャンパス本部棟1階ロビーでは、政策ビジョン研究センターの展示を行っています。政策ビジョン研究センターは、2008年7月、東京大学が有する知的リソースを統合し、時代の諸課題の解決を目指した政策研究を行い、その成果を社会に発信していくことを目的として、総長室総括委員会下の機構として創設されました。総合大学である東京大学の利点を活かし、社会の多様な関係者の問題意識を踏まえて、関連する最先端の研究を突き合わせ、充分なデータと論理に基づく、課題の分析と解決のための政策の選択肢を提示することをミッションとしています。これまでに拡大してきた全学的活動と、学内外のネットワークを更に強化する機能を担うため、このたび全学センターとしてあらたなスタートを切ることになりました。東京大学が全学センターをつくるのは、国立大学法人化以降初めてのことで、実に10年ぶりの新設になります。
今回の展示では、当センターのミッションと活動状況を、写真を大胆に配置した8枚のパネルと5つの研究部門についての解説ビデオ、「知の共創・知の構造化」をイメージした立体造形でご紹介しています。
パネルに使用した白黒写真は、いずれも写真作家、柏木龍馬さんの作品です。また、帯の色は当センターのイメージカラーであるワインレッドを使用しました。パネルの画像データは以下からご覧いただけます。
ショーケースに飾った立体造形は、玉川大学芸術学部助手の坂本のどかさんの作品です。背面と床にワインレッドの布を敷き、クラシカルな雰囲気のパネルに合う空間を演出。「知の共創・知の構造化」をイメージした立体造形は、当センターメンバーの著作150冊の表紙をモチーフに作成しています。
全学センター化に際し新しく設置した5つの研究部門について、各担当教員のビデオメッセージによるご紹介も行っています。内容構成は以下です。こちらの映像は近日中に当サイト上でも公開いたします。
ご挨拶(城山英明センター長)
1. 高齢社会制度・医療イノベーション研究部門(森田朗特任教授)
2. 技術・リスクガバナンス研究部門(谷口武俊教授)
3. イノベーション制度研究部門(坂田一郎教授)
4. 多様化する安全保障研究部門(藤原帰一教授)
5. 大学と社会システム研究部門(渡部俊也教授)