持続可能な社会への移行に向けたトランジション・マネジメント

ヨーロッパの経験と日本の課題

Transition Management for Sustainable Society
−European Experience and Japanese Context−

 経済成長優先の社会から持続可能性を視野に入れた社会への転換が望まれる今日、社会の要請変化に対応した制度面、組織面等様々なレベルの移行管理が求められています。トランジション・マネジメントは、ガバナンスの実験、自己組織化の促進、学習の循環を生み出すことなどによって、ボトムアップの発展を戦略的に利用し、持続可能な社会への移行を目指す実践指向の理論です。トランジション・マネジメントの手法や戦略は、制度的・文化的な状況によって異なることが考えられます。本会議ではトランジション・マネジメントのヨーロッパにおける概念と実践についての理解を深めた上で、日本における実践の可能性について議論を行います。

【日時】2月13日(土)13:30-18:45 (開場13:00)
【場所】東京大学山上会館 大会議室
【主催】東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)
【共催】持続可能性確保に向けたガバナンス改革と政策プロセスマネジメントプロジェクト
東京大学政策ビジョン研究センター
【定員】100名程度   
※入場無料・事前申込制(申込は先着順です。定員に達し次第終了します)
※日英同時通訳付

【参加申込方法】 氏名・所属(勤務先・学校名)を明記のうえメールでお申し込みください。
【問い合わせ】 「持続可能な社会への移行に向けたトランジション・マネジメント」会議事務局
           担当:坂本( ir3s0213@gmail.com TEL: 03-5841-8489)

プログラム 10:00-18:30

13:30-13:35 開会の辞  城山英明 (東京大学)

13:35-15:20 第1セッション

トランジション・マネジメントの理論

キー・ノートスピーカー:ジョン・グリン(アムステルダム大学)
「再帰的ガバナンスの観点から(仮)」
ダーク・ローバック(エラスムス大学)
「トランジション・マネジメントとトランジション・アリーナ」
ディスカッサント:佐藤仁(東京大学)

15:35-17: 20 第2セッション

トランジション・マネジメントの枠組みと事例-エネルギー分野における考察

エイドリアン・スミス(サセックス大学)
「エネルギーガバナンスの移行と政治」
ジャン・ピーター・ヴォス(ベルリン工科大)
「確立したガバナンス・レジームにおける新しい政策デザイン」
ディスカッサント:鎗目雅(東京大学)

17:35-18:40 第3セッション

トランジション・マネジメントにおけるリフレーミングの意義

デヴィッド・ローズ(アムステルダム大)
「イノベーションとリフレ−ミング(仮)」
ディスカッサント:平川秀幸(大阪大学)

18:40-18:45  閉会の辞  森田朗 (東京大学)

アクセスマップ

東京大学山上会館 大会議室

〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1 TEL 03-3818-3008


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