第一回 市民後見全国大会

「身上監護の充実、補助・保佐の促進、法人後見の推奨」に向けて

成年後見制度は、制度施行10年を迎えた昨年度、各方面でその認知度や利用実績の低迷についての反省がなされ、産官学民を挙げて成年後見制度の推進策が具体化しつつある現況です。このような中、市民による市民のための成年後見、すなわち市民後見が注目を浴びています。当センターでは今年度から市民後見研究実証プロジェクトを開設し、さらに深く広く、市民後見に関する教育研究活動を展開すると同時に、市民後見の目線を通じて見えてくる医療、介護、住宅、雇用、金融、その他における課題の解決策を探究しています。今回はそのキックオフとして、市民後見の教育研究の啓発・推進を目的とするイベントを開催いたします。

日 時:平成23年7月2日(土)13:00〜16:30(開場12:00)
場 所:東京大学本郷キャンパス 安田講堂(文京区本郷7−3−1)
対 象:一般市民、成年後見に関する行政・実務家・企業等
定 員:1000名(先着順、要事前申込)
参加費:1500円(資料代・当日受付にて集金)
参加申込:事前に下記連絡先まで氏名・電話番号をお知らせの上、当日会場へお越しください。
    (メール:uketuke-1@m.u-tokyo.ac.jp 電話:03-5953-7010)
使用言語:日本語

プログラム

第一部 市民後見研究実証プロジェクトの紹介 13:00〜14:00

  • 「社会と大学の接点と展開」
    東京大学 理事(副学長)清水 孝雄
  • 「政策ビジョン研究センターにおける市民後見の位置づけ」
    東京大学 政策ビジョン研究センター センター長 城山 英明
  • 「市民後見に関する今までの取り組み」
    東京大学大学院 医学系研究科老年社会科学分野 教授 甲斐 一郎
  • 「市民後見研究実証プロジェクトの事業内容」
    東京大学大学院 法学政治学研究科 教授・政策ビジョン研究センター 学術顧問 森田 朗
  • 「市民後見研究実証プロジェクトに関する質疑応答」
    東京大学 政策ビジョン研究センター 特任助教 宮内 康二

第二部 第一回 市民後見全国大会 14:15〜16:30

  • 市民後見活動事例
    北海道から鹿児島まで、市民後見活動を行っているおよそ20団体等の事例発表
  • 市民後見のこれから
  • 市民後見活動についてのパネルディスカッションと質疑応答

支援企業

エーザイ株式会社、西武信用金庫、株式会社経済法令研究会、ソニー生命保険株式会社、株式会社損害保険ジャパン、株式会社リーガル、株式会社ワンビシアーカイブズ、ほか

会場地図


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