国際シンポジウム
『食品安全国際規格(コーデックス委員会)のあり方—ヨーロッパの視点から』
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【日時】 | 2015年9月12日(土) 10:00-12:10(9:30開場) (予定) |
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【場所】 | 東京大学弥生講堂 セイホクギャラリー(東京大学農学部内)MAP |
【定員】 | 70名 |
【参加対象者】 | 産業界、消費者団体、一般消費者、学識経験者、学生等 |
【主催】 | 厚生労働科学研究費補助金「国際食品規格策定プロセスを踏まえた食品衛生規制の国際化戦略に関する研究」 東京大学政策ビジョンセンター 東京大学公共政策大学院 |
【後援】 | 農林水産省 |
【参加費】 | 無料(公開) |
【言語】 | 日本語・英語(同時通訳あり) |
開催趣旨
国際食品安全規格は、食品安全確保と食の安全への関心の高まりからその重要性を増している。コーデックス(Codex Alimentarius Commission)は、国際食品規格を策定する政府間組織である。その規格(コーデックス規格)は、WTO(世界貿易機関)のSPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)によって食品安全に関する国際規格と定められていることから重要なものと認識されている。
コーデックス規格は、FAO/WHOの専門家会合における科学的評価をベースとし、加盟国(およびEUのような地域主体)間の議論に基づき策定される。したがって、加盟国・地域主体が、どのような視点でコーデックスをとらえているのか、いかにコーデックス対応が構築されているのか、を理解することは、国際食品規格策定のプロセスを理解する上でも、日本のコーデックス戦略を考えるうえでも重要である。本シンポジウムは、日本にとってのコーデックスへの取り組みの検討に資するよう、EUの担当者から、EUにおけるコーデックスへの取り組み等を紹介してもらうことで、コーデックスに関する理解を深めるとともに、議論を共有する場を提供することを目的とする。
プログラム(仮)
(9:30開場)
司会進行:松尾真紀子(東京大学公共政策大学院、政策ビジョン研究センター特任研究員)
- 開会挨拶
- 豊福肇(山口大学 共同獣医学部 教授)
- 基調講演
- (各30分)
- 1.Ms. Eva Maria ZAMORA ESCRIBANO(Deputy Head of Unit for Multilateral International Relations, European Commission Directorate-General for Health and Food Safety / 欧州委員会 保健衛生・食品安全総局)
「Codex activity in EU」- 2.Ms. Ella STRICKLAND(Head of Unit for Multilateral International Relations, European Commission Directorate-General for Health and Food Safety / 欧州委員会 保健衛生・食品安全総務総局)
「Codex and WTO, from EU perspective」- 3.Mr. Jerome Lepeintre(Minister Counsellor in charge of Health and Food Safety issues, EU Delegation to China and Mongolia / 在北京欧州連合代表部)
「Codex from international perspective」(案) - 2.Ms. Ella STRICKLAND(Head of Unit for Multilateral International Relations, European Commission Directorate-General for Health and Food Safety / 欧州委員会 保健衛生・食品安全総務総局)
- パネルディスカッション
- モデレーター:
松尾真紀子(東京大学公共政策大学院、政策ビジョン研究センター特任研究員)- 登壇者(敬称略):
Eva Maria ZAMORA ESCRIBANO(基調講演者1)
Ella STRICKLAND(基調講演者2)
Jerome Lepeintre(基調講演者3)
辻山弥生(農林水産省調査官、コーデックス副議長)
豊福肇(山口大学 共同獣医学部教授)
- 登壇者(敬称略):