東京大学政策ビジョン研究センター・イノベーション政策研究センター共催講演会
農林水産省革新的技術創造促進事業

農林水産物由来物質を用いた高機能性素材等開発
“先進ナノカーボンと温故知新”

【日時】 2016年2月8日(月) 13:00-14:00
【場所】 東京大学理学部1号館小柴ホール(本郷キャンパス) 地図
【言語】 日本語
【主催】 東京大学政策ビジョン研究センター(PARI)
東京大学イノベーション政策研究センター
【申込】 こちらのフォームよりお申し込みください。(締切:2月3日)

趣旨

先端科学の分野で今、“炭”が熱く燃えている。21世紀の基盤技術であるナノテクの代表的素材がカーボンナノチューブやグラフェンに代表されるナノカーボンのためである。

炭素は常に『古くて新しい材料』と形容され、その材料研究の歴史は永くシリコン(Si)よりも100 年も前から研究されてきた。グラファイトの鉛筆、カーボンフィラメントを使ったエジソンの電球、宇宙・航空時代の寵児となったカーボンファイバーそしてモバイルエレクトロニクス時代を拓いたリチウムイオン電池等のように、歴史的にしばしば時代の節目に登場し貢献してきた。ここではナノカーボンについて、その機能と新時代を拓く革新性について述べたい。また我が国農業への貢献を目的とした農工連携に関わるプロジェクト“ナノアグリコンソーシアム”で取り組む新炭素体研究についても触れたい。

プログラム(仮)

13:00-13:05 開会挨拶(坂田一郎/東京大学 政策ビジョン研究センターセンター長)
13:05-13:50
講演(遠藤守信/信州大学カーボン科学研究所特別特任教授)
講演演目「先進ナノカーボンと温故知新」
13:50-14:00 質疑応答

参考リンク