米国と欧州における医療情報法制をめぐる議論

東京大学政策ビジョン研究センター
佐藤智晶

2013年3月

このワーキングペーパーは2013年に、東京大学政策ビジョン研究センターの研究成果として取りまとめたものです。全文は下記PDFをご覧ください。

米国と欧州における医療情報法制をめぐる議論

要旨

本研究は、医療情報の利用のための法制について、欧米で繰り広げられている議論を検討しつつ、我が国にとって重要な示唆を得るためのものである。欧米では、臨床研究と診療の場面についてよりシームレスな規制を模索しており、適切な形で取得された医療情報の利用を一層進めるとともに、プライヴァシー保護のために利用目的や匿名化の在り方について議論が深められている。