第6回 Energy Policy Roundtable

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※講演資料の当日の配布はございません。 資料が必要な方は、このページの「プログラム」の項にございます「講演資料」リンクよりPDFファイルをダウンロードの上、プリントアウトしてお持ちください。

世界の中の日本 エネルギー政策の方向性

趣旨

東日本大震災における福島第一原子力発電所事故とその後の電力不足は、私たちにエネルギー問題を改めて突きつけることとなった。エネルギーは国境を越えた大きなチェーンにつながれている。エネルギー問題を考えるには、グローバルな視点が欠かせない。「エネルギー政策ラウンドテーブル」は、国際社会の視点から、さらに業際・学際的観点も踏まえて、アジアと我が国のエネルギー政策を議論する場である。同時に、世界の第一線で活躍する専門家である講師と本学の専門家を中心としたパネリストとが討議し、情報交換を行うと共に、世界のエネルギー分野の研究者・実務家と我が国の関係者がグローバルなネットワークをつくる機会となることも期待している。

これまで5回のエネルギー政策ラウンドテーブルでは、エネルギーのグローバル性や面的な広がりを意識して、エネルギーの現状と今後の展望・課題について、世界の中の中国、ASEAN、我が国や相互の関係を踏まえ、エネルギー政策や技術革新等の含め多角的分析がなされた。

第6回は、これまでの議論を集約する観点から、あらためてグローバルなエネルギー需給構造の変化を検討し、今後の展望を議論した上で、その中で日本のエネルギー政策の今後の方向性について議論を行う。今回は、エネルギー政策ラウンドテーブルとして一年間行ってきた議論の当面の最終回となる予定である。基調講演は、第1回の基調講演を行っていただいた、国際エネルギー機関(IEA)首席エコノミストで、「世界エネルギー展望2012」を発表したばかりのファティ・ビロール博士をお迎えする予定である。ビロール博士の講演後パネルディスカッションを行う。

これまでのテーマ

  1. 日本のエネルギー政策、特に日本のエネルギー安全保障や、世界のエネルギー安全保障に対する日本の貢献の在り方
  2. 世界の中のアジア、アジアの日本、アジアにおけるエネルギー協力の在り方

第6回 開催概要

【日時】平成25年1月31日(木)13:20-15:30 (受付12:50-)
【場所】伊藤国際学術研究センター地下2階 伊藤謝恩ホール
【主催】東京大学政策ビジョン研究センター
【共催】東京大学公共政策大学院
※日英同時通訳付
※入場無料・事前申込制

プログラム(案)

13:20〜14:00 基調講演  ファティ・ビロール IEA首席エコノミスト 講演資料
14:00〜14:45 パネルディスカッション
パネリスト
田中 伸男  日本エネルギー経済研究所 特別顧問、前IEA事務局長
城山 英明 東京大学大学院法学政治学研究科 教授、政策ビジョン研究センター長、公共政策大学院副院長
14:45〜15:30 質疑応答
司会 芳川恒志 東京大学公共政策大学院 政策ビジョン研究センター併任 特任教授