市民後見研究実証プロジェクト
設置日:2011/4/1
(2015年3月終了)
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趣旨
判断能力が十分でない人を支える仕組みの一つに成年後見制度がある。しかし、その運用面においては質的量的課題がある。かような現状を鑑み、教育面では市民後見人養成を行いながら人材不足を補いつつ、後見教育手法の確立を目指す。後見の個別事例研究に加え、後見法人の立ち上げ支援や運営・経営指導を行い、成年後見制度および関連制度に関する政策提言を行う。
内容
- 数百の成年後見事件について、後見人の職務内容、被後見人にもたらされる効果、後見費用および報酬、等を分析し、後見業務の標準化を目指す。
- 座学と活動で構成される130時間程度の市民後見人養成講座を行い、後見人候補者を輩出しつつ、後見人養成の標準化を目指す。
- 成年後見の推進について、行政がどの程度の関与をどのような理由で行うべきかについて、検証および政策研究を行う。
- 判断能力が不十分なクライアントに対する医療、介護、金融、不動産、などの分野における取引の在り方を実務的に提案する。
- 自治会、家族会、患者会、ケアマネ協議会、その他の団体等に対する成年後見に関するセミナー等を行う。
活動報告
- 平成26年度 市民後見人養成講座 受講生募集
- 第2回市民後見全国大会(2012年12月2日開催)
−成年後見三位一体推進モデル(市民・行政・バックアップ体制)の提案− - 第1回市民後見全国大会(2011年7月2日開催)
−身上監護の充実、補助・保佐の促進、法人後見の推奨」に向けて−
プロジェクトリーダー
牧野 篤教授(教育学研究科)
プロジェクト構成メンバー
坂田 一郎 教授(政策ビジョン研究センター長/工学系研究科 教授)、秋下 雅弘教授(医学系研究科)、武川 正吾教授(大学院人文社会系研究科)、齋藤 修一(品川区社会福祉協議会品川成年後見センター 所長)、三國谷 勝範教授(政策ビジョン研究センター)、城山 英明教授(公共政策大学院院長、法学政治学研究科)、飯間 敏弘特任研究員(政策ビジョン研究センター)ほか
市民後見研究実証プロジェクト運営委員会
委員長 牧野 篤教授(教育学研究科)
委員 坂田 一郎 教授(政策ビジョン研究センタ—長/工学系研究科 教授)、秋下 雅弘教授(医学系研究科)、武川 正吾教授(大学院人文社会系研究科)、齋藤 修一(品川区社会福祉協議会品川成年後見センター 所長)、三國谷 勝範教授(政策ビジョン研究センター)、城山 英明教授(公共政策大学院院長、法学政治学研究科)
市民後見人養成講座運営委員会
委員長 牧野 篤教授(教育学研究科)
委員 坂田 一郎 教授(政策ビジョン研究センタ—長/工学系研究科 教授)、秋下 雅弘教授(医学系研究科)、武川 正吾教授(大学院人文社会系研究科)、齋藤 修一(品川区社会福祉協議会品川成年後見センター 所長)、三國谷 勝範教授(政策ビジョン研究センター)、城山 英明教授(公共政策大学院院長、法学政治学研究科)
リンク
市民後見研究実証プロジェクト(2015年3月終了)