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Past Events 2017

SSUフォーラム:Seyom Brown 教授[2017.11.28]

日時: 2017年11月28日(火)10:30–12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: “The New US Debate over Nuclear Weapons”
Seyom Brown 教授(ブランダイス大学)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット
概要: Dr. Brown will contend that the current debate in the United States over nuclear weapons is polarizing into an argument between the nuclear weapons abolitionists and the nuclear weapons modernizers. He will criticize both approaches as destabilizing, and the debate as paralyzing effective policy making. He will urge a third approach which relies on strengthened non-nuclear capabilities for credible deterrence and war-fighting if deterrence fails. He hopes to elicit reflections by his Japanese interlocutors on the strategic implications for Japan.    

公開シンポジウム
「核の脅威にどう対処すべきか:北東アジアの非核化と安全保障」[2017.11.23]

 
日時: 2017年11月23日(木)13:30–16:30 (開場:13時)
場所: 東京大学伊藤国際学術研究センター3F 中教室
登壇者: 「科研費成果発表」
鈴木 達治郎(RECNAセンター長・教授)
広瀬 訓(RECNA副センター長・教授)
中村 桂子(RECNA准教授)
「パネル討論」
藤原 帰一(東京大学教授)
太田 昌克(共同通信編集委員・RECNA客員教授)
吉田 文彦(RECNA副センター長・教授<コーディネーター>)
言語: 日本語
定員: 50名
主催: 長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)
共催: 東京大学政策ビジョン研究センター 安全保障研究ユニット
概要: 2017年9月3日、北朝鮮は6回目の核実験を実施し、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)搭載可能な水爆実験に成功」と発表した。一方、9月20日、国連では「核兵器禁止条約」の署名式が行われ、核兵器廃絶に向けて歴史的な一歩が記された。しかし、米トランプ大統領は、北朝鮮の核開発を厳しく非難、北朝鮮への圧力をさらに高めており、北朝鮮情勢はこれまでにない緊張関係になっている。果たして、北朝鮮の核の脅威にはどう対応すべきか。核兵器廃絶に向けて、核兵器禁止条約は本当に有効なのか。唯一の被爆国でありながら、核の傘に守られている日本はどう対応すべきか。本シンポジウムは長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)を中心に、東京大学、広島市立大学、一橋大学等の研究者が、科研費「核廃絶実現に向けての促進・阻害要因の分析と北東アジアの安全保障」(平成27~29年度)の成果を踏まえて、今後の核の脅威への対応と北東アジアの安全保障について討論を行う。
チラシ: ダウンロードはこちら

第6回日韓対話を開催しました[2017.11.11]

日時: 2017年11月11日(火)9:30–17:40
場所: 東京大学 法学部3号館801会議室
主題: 6th Korea-Japan Dialogue on East Asian Security 2017
言語: 英語・日韓同時通訳
共催: ソウル大学米中関係研究センター
東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット(SSU)
* 本会議は、野村財団2017年度下期講演会等助成を受けて開催いたしました。

SSUフォーラム:David Held教授[2017.10.24]

日時: 2017年10月24日(火)10:30–12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: “ Elements of a Theory of Global Politics: From the Holocaust to the Present Day”
David Held教授(ダラム大学)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット
概要: It is now conventional wisdom to see the great policy challenges of the twenty-first century as inherently transnational. The world increasingly needs effective international cooperation, but multilateralism appears unable to deliver it in the face of deepening interdependence, rising multipolarity, and the growing complexity and fragmentation that characterize the global order. Against this challenging background, a number of interesting anomalies and exceptions to multilateral dysfunction are highlighted, suggesting pathways through and beyond it. The lecture offers a vital new perspective on world politics as well as a practical guide for positive change in global policy.

SSUフォーラム:Andrew Norris 准教授[2017.9.28]

日時: 2017年9月28日(木)16:30–18:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: “Being Realistic About Neoliberalism”
Andrew Norris 准教授(カルフォルニア大学サンタバーバラ校)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット
概要: Neoliberalism is perhaps the dominant mode of political economy in our time. As such it manifests itself in a variety of areas, from institutions to forms of subjectivity, none of which can be understood in isolation. In this essay I follow the lead of Raymond Geuss, the foremost “political realist” of our time, in focusing upon the question of the political subjectivity of neoliberalism. Geuss argues that this mode of subjectivity is a distorted and destructive one that denies the fundamental and necessary distinction between needs and desires, understanding all human motivations and projects in terms of preferences and their satisfaction. I evaluate this argument in terms of a reading of Friedrich von Hayek, the most sophisticated and important political philosopher of neoliberalism, and evaluate how we might best respond to the resulting dilemma in a comparison of the work of Geuss and that of Stanley Cavell.

SSUフォーラム:Christina Davis教授[2017.7.12]

日時: 2017年7月12日(水)10:30–12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: “International Organizations and Foreign Policy: The Case of Japan”
Christina Davis教授(プリンストン大学)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

SSUフォーラム:Sheila Smith上級研究員[2017.6.23]

日時: 2017年6月23日(金)10:30–12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: “The U.S-Japan relations in the age of the Trump administration”
Sheila Smith上級研究員(米国外交問題評議会)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

SSUフォーラム / 第9回山川健次郎記念レクチャー
Steven Wilkinson 教授[2017.5.19]

日時: 2017年5月19日(金)11:00 - 12:30
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: “War and Political Change”
Steven Wilkinson教授(イェール大学 政治学部長)
コメンテーター: 石田 憲 教授(千葉大学)
言語: 英語
共催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット、
イェール大学・ウイットニ―&ベッティ・マクラミラン国際地域研究所、東大友の会(FUTI)

SSUフォーラム:Todd H. Hall 准教授[2017.5.11]

日時: 2017年5月11日(木)10:30-12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 特別会議室
講演: “Studying Emotional Politics in International Relations.”
Todd H. Hall 准教授(オックスフォード大学)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

SSUフォーラム:吉田文彦氏、Bill Emmott氏[2017.2.28]

日時: 2017年2月28日(火)10:30-12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 特別会議室
講演: 「ニューテクノロジーの台頭と安全保障への新たな挑戦:抑止と戦略的安定への示唆」
吉田文彦氏(長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)副センター長)
コメンテーター: Bill Emmott氏(Wake Up Foundation会長、元エコノミスト編集長)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

【概要】
21世紀の前半に、情報通信、人工知能(AI)、生命科学、ロボット工学、ナノテクノロジーなどの最先端技術が飛躍的に進歩する様相を見せている。この傾向の特徴は、①多分野における進歩が同時進行しており、②冷戦期の国家主導型ではなく、民間企業・資本による技術革新競争のメガトレンド中で国家戦略の構築・実行を迫られている。しかも、③従来の欧米主導型ではなく、アジア、中東なども含めたグローバルな技術革新競争がすでに展開されている点だ。上記の特徴は、中国の台頭への対応、テロ集団など非国家主体の脅威への対応を必要とする、今後の安全保障戦略への新たな「挑戦要因」となりうる。こうした状況を踏まえて米国政府は、最先端技術を安全保障戦略に組み入れる作業を進めている。そこで最先端技術と安全保障戦略の結節点に関するワシントンDCのシンクタンクなどの最近の研究を概観し、主に「戦略的安定」や「拡大抑止」への影響について報告する。

SSUフォーラム:Cedric de Coning上席主任研究員、青井千由紀教授[2017.2.24]

日時: 2017年2月24日(金)17:30-19:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: Is UN peacekeeping still relevant in a time of increasingly violent conflict? - A critical reflection on UN Peacekeeping Doctrine in a New Era
Cedric de Coning上席主任研究員(ノルウェー国際問題研究所(NUPI))、
青井千由紀教授(東京大学公共政策大学院)
言語: 英語
共催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット、
東京大学公共政策大学院

SSUフォーラム:Tai Ming Cheung教授[2017.2.15]

日時: 2017年2月15日(水)10:30-12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: Understanding China’s Military Technological Rise and the Global Implications
Tai Ming Cheung教授(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

公開フォーラム: International Security in Times of Uncertainty (不安定な時代における国際安全保障の模索)[2017.2.1]

日時: 2017年2月1日(水)14:30-17:30(14時開場)
場所: ハイアットリージェンシー東京 B1F「クリスタルルーム」
登壇者: 「第1部:ポピュリスト・ナショナリズムをめぐる新たな挑戦」
G・ジョン・アイケンベリー(プリンストン大学教授)
朱鋒(南京大学教授)
飯田敬輔(東京大学教授)
藤原帰一(東京大学教授)※モデレーター
「第2部:リスクを取り巻く相互連関性と国際安全保障への挑戦」
ジェイ・スン・リー(高麗大学教授)
イー・クアン・ヘン(東京大学教授)
城山英明(東京大学教授)※モデレーター
言語: 日英同時通訳
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

*本公開フォーラムは外務省の外交・安全保障調査研究事業費補助金により開催いたしました。

Ikenberry教授特別セミナーを開催しました[2017.2.1]

日時: 2017年2月1日(水)10:00-11:30
場所: 東京大学 法学部4号館 852会議室
テーマ: Cracks in the Liberal World Order: The Crisis of Democracy and Liberal Internationalism(民主主義とリベラルな国際秩序の危機)
講演者: G.ジョン・アイケンベリー教授(プリンストン大学)
言語: 英語
主催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット

SSUフォーラム:Mikkel Rasmussen教授[2017.1.17]

日時: 2017年1月17日(火)10:30-12:00
場所: 伊藤国際学術研究センター3F 中教室
講演: Crisis and Cohesion:The Western Alliance and the End of European Integration
Mikkel Rasmussen教授(コペンハーゲン大学)
言語: 英語
定員: 40名
共催: 東京大学政策ビジョン研究センター安全保障研究ユニット、
東京大学公共政策大学院