東京大学伊藤国際学術研究センター会議

科学技術リスクガバナンスに関する国際シンポジウム

AFP=時事

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科学技術の開発・利用は、国内外の政治・経済・社会活動に深く複雑につながり、ますます重要な役割を果たしています。しかし、科学技術の利用に伴うリスクはひとたび顕在化すると、様々なセクター、アクターに影響を及ぼす可能性があります。

本シンポジウムでは、科学技術のリスクを如何にガバナンスするか、その基本的な考え方、アプローチ、学際的な課題について二人の専門家をお招きし講演いただくとともに、パネル討論では、本シンポジウムに先立ち二日間にわたり行われた若手研究者のワークショップでの議論を紹介し、科学技術リスクのより良いガバナンスに向け、異なる科学技術分野、異なる地域での横断的な課題について論じたいと考えています。

開催概要

【日時】 2013年12月17日(火)9:20-12:00
【場所】 東京大学本郷キャンパス 山上会館2階 大会議室
【主催】 東京大学政策ビジョン研究センター(PARI)
【共催】 東京大学サステナビリティ学連携研究機構(IR3S)
東京大学科学技術イノベーション政策の科学(STIG)教育・研究ユニット
日本学術振興会「東日本大震災学術調査」科学技術と政治・行政班

※日英同時通訳、参加無料(事前登録が必要)

プログラム(概要)

9:20-9:30 開会挨拶 城山英明 東京大学政策ビジョン研究センター長
9:30-10:10 招待講演 Risk Governance: Coping with Complex and Uncertain Risks
Ortwin Renn シュトゥットガルト大学教授・リスクとイノベーション研究センター所長 配布資料1 配布資料2
10:10-10:50 招待講演 科学技術リスクガバナンスにおける国際協力(仮題)
Lan Xue 清華大学教授・公共政策管理大学院院長 配布資料
10:50-11:00 休憩
11:00-12:00 パネル討論 科学技術リスクガバナンスの課題
モデレーター 谷口武俊 東京大学政策ビジョン研究センター教授
パネリスト Lan Xue 清華大学教授・公共政策管理大学院院長
Jennifer Kuzma ノースカロライナ州立大学教授 配布資料
Alberto Alemanno HEC Paris 経営大学院法学教授配布資料
岸本充生 産業技術総合研究所グループ長、公共政策大学院客員教授 配布資料