将来推計人口

典型的なグラフパターンとその解釈①

縦軸:65〜74歳人口、横軸:0〜19歳人口、色:75歳以上、バブルサイズ:75歳以上で見た場合の、2005年〜2035年の将来推計人口1(東京都、大阪府、千葉県、静岡県、山形県を選択)。

バブルチャート

バブルチャート:縦軸:65〜74歳人口、横軸:0〜19歳人口、色:75歳以上、バブルサイズ:75歳以上で見た場合の、2005年〜2035年の将来推計人口0〜19歳人口が減り続けるのに対し、65〜74歳人口は増減が見られる。減少が見られるのは団塊の世代が過ぎる頃であり、その後の増加は団塊ジュニアの高年齢化によるものと推定される。
一方で、色とバブルサイズを見ると、75歳以上人口は継続して増加傾向にあることがわかる。

棒グラフ

棒グラフ:縦軸:65〜74歳人口、横軸:0〜19歳人口、色:75歳以上、バブルサイズ:75歳以上で見た場合の、2005年〜2035年の将来推計人口絶対数で比較すると、高齢者数は首都圏が地方に比べて圧倒的に多い。規模とスピードを考える時、都市部の高齢化は地方に比べてより深刻になることがわかる。

折れ線グラフ

折れ線グラフ:縦軸:65〜74歳人口、横軸:0〜19歳人口、色:75歳以上、バブルサイズ:75歳以上で見た場合の、2005年〜2035年の将来推計人口65〜74歳人口は、2015年まで増え続け、2015年に一度減少傾向に転ずるが、2025年以降は再び増加傾向に向かうことがわかる。なお、こうした65〜74歳人口の増減パターンは、首都圏においてより顕著である。



1 元データ: 国立社会保障・人口問題研究所 「日本の将来推計人口」