リスクカフェ
第5回 地震・津波リスク 専門家フォーラム報告

“リスク”と不確実性と専門家の役割

東京大学政策ビジョン研究センター 社会的合意形成支援研究ユニット

詳細版記録(708KB)

日時:平成26年10月25日(土) 13時〜16時30分
場所:東京大学 工学部3号館

話題① リスクと不確実性

研究代表の土屋より、海外の事例も含めて、リスクや不確実性に関する多様な考え方を紹介し、原子力施設の地震・津波リスクやその不確実性をどのように表せるのかを議論しました。また、ベネフィットを考えるべきではないか、ダメージと結果(影響)の違い、不確実性と確率論やリスク評価の意味、確率の伝え方、リスクで扱えるものとそうではないものなど、様々な議論が行われました。

話題② 専門家の役割

第4回専門家フォーラムで紹介された米国原子力規制委員会の取り組み、海外での科学的助言の形成および扱われ方、国内の議論を議論の土台として、海外の取り組みは日本で可能かを中心に、科学的知見を社会に生かすために何が問題かが議論されました。