テクノロジーアセスメント研究実証プロジェクト

設置日:10/09/29(2015年3月プロジェクト廃止、以降技術ガバナンス研究ユニット内で活動を継続)

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趣旨

テクノロジーアセスメントを中心にロードマップ、シナリオマッピング、規制影響評価等の戦略的知性のアプローチを各分野において実践するとともに、制度設計のあり方を検討します。

内容

テクノロジーアセスメント(技術の社会影響評価; TA)とは、独立不偏な立場で科学技術の発展が社会に与える影響を広く洗い出して分析し、それを市民や政治家、行政に伝え、議論の喚起や意思決定の支援をすることです。科学技術政策プロセスにおけるテクノロジーアセスメントの役割については、これまで公共政策大学院I2TAプロジェクト(2007‐2010年度)と連携して、科学技術ガバナンス研究会や共催シンポジウムの機会を通して確認してきました。I2TAプロジェクトの終了に伴い、文理横断的な場である政策ビジョン研究センターにその成果や資源が引き継がれました。テクノロジーアセスメント研究実証プロジェクトでは、東アジア諸国におけるエネルギー効率化ロードマップ策定にかかる社会経済シナリオに基づく技術のテクノロジーアセスメントの実践や、医療テクノロジーアセスメント(MTA)や規制影響評価(RIA)の制度設計の検討を行っています。

エネルギー分野 (担当者: 芳川恒志)

※2014年7月より、「国際エネルギー分析と政策研究ユニット」として活動を継続

食品分野 (担当者: 松尾真紀子)

日本における食品分野におけるTA活動及び今後の課題:ナノテクノロジーの応用(フードナノテク)のTA等
食品制度分析、国際規制動向

スマートレギュレーション分野 (担当者: 松尾真紀子)

医療分野 (担当者: 畑中綾子) ※終了

ナノバイオファーストプロジェクト社会還元部門
医療分野におけるイノベーションの社会・経済評価研究会

プロジェクトリーダー

城山 英明教授(政策ビジョン研究センター長、公共政策大学院副院長、法学政治学研究科)

プロジェクト構成メンバー

坂田 一郎教授(政策ビジョン研究センター)、芳川 恒志特任教授(政策ビジョン研究センター・公共政策大学院併任)、吉澤 剛客員研究員(大阪大学大学院医学系研究科准教授、政策ビジョン研究センター客員研究員)、佐々木 一特任研究員(政策ビジョン研究センター)、畑中 綾子特任研究員(政策ビジョン研究センター)、松尾 真紀子特任研究員(政策ビジョン研究センター/公共政策大学院)、山口 健介特任研究員(公共政策大学院)