リスクカフェ
放射線の健康リスク 専門家フォーラム報告

東京大学政策ビジョン研究センター 社会的合意形成支援研究ユニット

放射線の健康リスク 専門家フォーラムは、福島第一原子力発電所の事故に伴う放射線の健康リスクに関連して、様々な見解と見識を持つ幾人かの専門家が集い、議論する場として、全2回開催しました。議論の概要と、"読んで分かる”ように編集した詳細版記録を公開します。

議論の紹介

福島第一原子力発電所の事故で放出された放射性物質が、長期間にわたって私達の健康にどのような影響を与える可能性があるのか。福島県の皆さんをはじめ、多くの人が関心をもっている問題です。放射性物質による健康影響の可能性については、事故直後から様々な情報が飛び交いました。しかし、専門家の発言の多くが、広島・長崎の被爆者の調査やチェルノブイリの知見に知見に基づいているとされていました。なぜ、同じ調査から異なる意見が出されるのでしょうか? 専門家はどこまで分かっていると考えているのでしょうか? 今回試行した専門家フォーラムでは、それぞれの専門家に科学的根拠を示していただきながら、どこまでが共通で、どこからが異なっているのかを議論していただきました。また、これからの放射線健康リスク管理についても話し合っていただきました。放射線健康リスク問題については、特定非営利活動法人市民科学研究室に委託して実施しました。

第1回専門家フォーラム

平成26年6月1日
開催報告

第2回専門家フォーラム

平成26年12月21日
開催報告