第3回 Energy Policy Roundtable 2012

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※講演資料の当日の配布はございません。 資料が必要な方は、このページの「プログラム」の項にございます「講演資料」リンクよりPDFファイルをダウンロードの上、プリントアウトしてお持ちください。

外から見た日本のエネルギー政策

趣旨

東日本大震災における福島第一原子力発電所事故とその後の電力不足は、私たちにエネルギー問題を改めて突きつけることとなった。エネルギーは国境を越えた大きなチェーンにつながれている。エネルギー問題を考えるには、グローバルな視点が欠かせない。「エネルギー政策ラウンドテーブル」は、国際社会の視点から、さらに業際・学際的観点も踏まえて、アジアと我が国のエネルギー政策を議論する場である。同時に、世界の第一線で活躍する専門家である講師と本学の専門家を中心としたパネリストとが討議し、情報交換を行うと共に、世界のエネルギー分野の研究者・実務家と我が国の関係者がグローバルなネットワークをつくる機会となることも期待している。

第1回エネルギー政策ラウンドテーブルでは、エネルギーの現状と今後の展望・課題について世界を視野に入れた多角的分析がなされた。第2回は、世界のエネルギー需要を牽引しているアジアのエネルギー事情と展望について、ASEANの視点から議論を深めたところでる。

第3回は、日本のエネルギー及びエネルギー政策に焦点を当て、カリフォルニア大学サンディエゴ校からUlrike Schaede先生をお迎えし、米国から見た日本のエネルギー政策についてお話しいただく予定である。Schaede先生は米国における日本の経済や産業・ビジネス研究の第一人者であり、日本の経済や産業全体の観点から、望ましいエネルギー産業や政策のあり方等についても触れていただく予定である。パネルディスカッションでは、日本の将来のエネルギーミックスや産業体制、それを見据えた政策の基本的方向について議論を行う。

今年のテーマ

  1. 日本のエネルギー政策、特に日本のエネルギー安全保障や、世界のエネルギー安全保障に対する日本の貢献の在り方
  2. 世界の中のアジア、アジアの日本、アジアにおけるエネルギー協力の在り方

第1回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催概要、およびパネリストのプレゼン資料等
第2回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催概要、およびパネリストのプレゼン資料等
第3回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催概要

第3回 開催概要

【日時】 平成24年7月12日(木)13:30-16:00 (開場13:00)
【場所】 伊藤謝恩ホール(伊藤国際学術研究センター内 地下2階) アクセスMAP
【主催】 東京大学政策ビジョン研究センター
【共催】 東京大学公共政策大学院
※日英同時通訳付

開催報告

プログラム

13:30〜14:20 講演 「米国から見た日本のエネルギー政策」

講演資料

Prof. Ulrike Schaede カリフォルニア大学サンディエゴ校国際関係・太平洋研究大学院(IR/PS)

14:20〜15:30 パネルディスカッション

パネリスト
田中 伸男 日本エネルギー経済研究所 特別顧問、前IEA事務局長 講演資料
Dr. Roland Kircher Head of Cluster Marketing Electronics, Energy & Environment at Siemens Corporate Technology 講演資料
城山 英明 東京大学大学院法学政治学研究科 教授、政策ビジョン研究センター長、
公共政策大学院副院長 講演資料
谷口 武俊 東京大学政策ビジョン研究センター 教授 講演資料

15:30〜16:00 質疑応答

司会
芳川恒志 東京大学公共政策大学院 政策ビジョン研究センター併任 特任教授