第5回 Energy Policy Roundtable 2012

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※講演資料の当日の配布はございません。 資料が必要な方は、このページの「プログラム」の項にございます「講演資料」リンクよりPDFファイルをダウンロードの上、プリントアウトしてお持ちください。


エネルギー技術のイノベーションがもたらす可能性

趣旨

東日本大震災における福島第一原子力発電所事故とその後の電力不足は、私たちにエネルギー問題を改めて突きつけることとなった。エネルギーは国境を越えた大きなチェーンにつながれている。エネルギー問題を考えるには、グローバルな視点が欠かせない。「エネルギー政策ラウンドテーブル」は、国際社会の視点から、さらに業際・学際的観点も踏まえて、アジアと我が国のエネルギー政策を議論する場である。同時に、世界の第一線で活躍する専門家である講師と本学の専門家を中心としたパネリストとが討議し、情報交換を行うと共に、世界のエネルギー分野の研究者・実務家と我が国の関係者がグローバルなネットワークをつくる機会となることも期待している。

これまで4回のエネルギー政策ラウンドテーブルでは、エネルギーのグローバル性や面的な広がりを意識して、エネルギーの現状と今後の展望・課題について、世界の中の中国、ASEAN、我が国や相互の関係を踏まえ、多角的分析がなされた。

第5回は、長期的視点から、重要な横断的課題であるエネルギー技術革新に焦点を当てる。世界の最新のエネルギー技術の動向を俯瞰しつつ、エネルギー技術革新がエネルギー安全保障や地球温暖化等の課題達成にどのように影響を与えるのか、将来目指すべき低炭素社会実現に向けどのように貢献しうるのかなど多くの興味深い論点が議論される予定である。同時に、エネルギー技術革新がアジアや我が国のエネルギー政策に与える影響等も議論される。基調講演は、英国リーズ大学のピーター・テーラー教授に行っていただき、引き続きパネルディスカッションを行う。

今年のテーマ

  1. 日本のエネルギー政策、特に日本のエネルギー安全保障や、世界のエネルギー安全保障に対する日本の貢献の在り方
  2. 世界の中のアジア、アジアの日本、アジアにおけるエネルギー協力の在り方

第1回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催報告
第2回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催報告
第3回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催報告
第4回エネルギー政策ラウンドテーブルの開催報告

第5回 開催概要

【日時】平成24年12月19日(水)09:30-11:45 (開場09:00)
【場所】東京大学工学部 2号館213講義室
【主催】東京大学政策ビジョン研究センター、東京大学公共政策大学院 科学技術イノベーション政策の科学 教育・研究ユニット
※日英同時通訳付
※入場無料・事前申込制(定員に達し次第、お申込を締め切らせて頂きます)

プログラム

09:30〜10:20 講演 “Meeting energy challenges through technology and innovation: implications for Japan and the rest of Asia”

ピーター・テーラー教授 英国リーズ大学 講演資料

10:20〜11:30 パネルディスカッション

パネリスト
田中 伸男 日本エネルギー経済研究所 特別顧問、前IEA事務局長 講演資料
城山 英明 東京大学大学院法学政治学研究科 教授、政策ビジョン研究センター長、公共政策大学院副院長 講演資料
笠木伸英 (独)科学技術振興機構上席フェロー (研究開発戦略センター)、東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻名誉教授 講演資料

11:30〜11:45 質疑応答

司会
芳川恒志 東京大学公共政策大学院 政策ビジョン研究センター併任 特任教授

会場地図


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