政策提言の方向性について
日米欧三極知財シンポジウムへのアカデミアからの提言
2010/04/07
東京大学(政策ビジョン研究センター)では、2009年11月12日午前、日本知財学会及び京都大学と連携して、「アジア知財学術会議」を主催致しました。
この会議において、イノベーション活動や特許行政において、大学が保有する知的財産の重要性が高まっており、また、学術研究活動においても、知的財産権制度や運用が広く影響を与えるようになってきているとの共通認識の下、インテンシィブな議論を行い、7つの提言(日米欧三極知財シンポジウムへのアカデミアからの提言)を取り纏めました。
今回のような学術団体が国際的に集まり、制度当局との対話を行うという枠組み自体、新しいものでありますが、このような枠組み創設は、東京大学・京都大学による「未来を創造する特許制度のための15の提言(2009年6月)」を受けたものです。今後、「世界知財学術会議(仮称)」を設け、継続的に意見の交換と提言の発信を行っていく予定であり、政策ビジョン研究センターは、その中心として活動していきます。
政策ビジョン研究センター長
森田 朗