- 「2015年のリスク:「起こったこと」と「起こらなかったこと」」
2015年には、パリでの2件のテロをはじめ様々な場所でのテロ、食品異物混入、自然災害など、様々な事件や事故、天災が起こりました。これらについてはしばしばマスメディアで振り返られ、注目を集めます。しかしその裏で、たとえば、4月にJR東日本の山手線の神田・秋葉原駅間で架線支柱が倒壊しているのが見つかるも、付近の電車を一斉に止める措置がとられたために脱線や衝突は1件も発生しなかった、という事例のように、未然に防いだ事故もあったのです。
このコラムでは、2015年に「起こったこと」を振り返りつつ、「起こったこと」に比べスポットの当たりにくい、「起こらなかったこと」にも意識を向ける方法を考えます。
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