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気候政策 三課題 合同研究会(2018年4月26日開催)2018.5.15
気候政策 三課題 合同研究会
【日 時】 2018年4月26日(月)9:00-12:00
【場 所】 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際学術研究センター3階中教室
【開催目的】 本提案は、環境研究総合推進費における気候政策3プロジェクトの共同研究会を提案する。
現在、推進費の枠組みでは、気候政策に関して以下の課題が進行中である。
[2-1702]パリ協定気候目標と持続可能開発目標の同時実現に向けた気候政策の統合分析研究
(研究代表者:高橋潔(国立環境研究所))
[2-1704]日本における長期地球温暖化対策経路の複数モデルを用いた評価と不確実性の分析
(研究代表者:杉山昌広(東京大学))
[2-1707]カーボンプライシングの事後評価と長期的目標実現のための制度オプションの検討
(研究代表者:有村俊秀(早稲田大学))
これらはそれぞれ違ったテーマを研究しているが、気候政策の一側面であることは共通しており、
相互に関連するテーマを扱っている。したがって相互に情報交換することは研究の促進にとって有意義であり、
場合によっては研究協力の可能性もありうる。最初の研究会ではお互いの情報を共有することから始め、
今後の連携の可能性を探りたい。
【次 第】
9:00- 9:05 環境省、PO挨拶、趣旨説明
9:05- 9:50 [2-1702]研究概要とトピック提供
・高橋潔「パリ協定気候目標と持続可能開発目標の同時実現に向けた気候政策の統合分析」(2-1702)の研究計画紹介
・高橋潔「パリ協定気候目標に整合的な世界の気候政策とその波及効果に関する分析(サブ1)の初年度成果の紹介」
・増井利彦 /日比野剛/大城賢「わが国におけるゼロ排出の実現に向けた社会シナリオの検討ならびにエネルギー技術対策の定量化(サブ2・サブ3)の初年度成果の紹介」
9:50-10:35 [2-1704]の研究概要とトピック提供
・杉山昌広「日本における長期地球温暖化対策経路の複数モデルを用いた評価と不確実性の分析」の全体概要と試算結果
・藤井康正「再生可能エネルギー大量導入のモデリング手法改善に関する研究」
・松尾雄司「発電部門のゼロ・エミッション化に向けた検討」
10:40-11:25 [2-1707]の研究概要とトピック提供
・有村俊秀「カーボンプライシングの事後評価と長期的目標実現のための制度オプションの検討:全体概要と東京都排出量取引制度事後分析について」
・武田史郎「動学的な応用一般均衡モデルによる環境税制改革の分析」
11:25-12:00 ディスカッション