趣旨
今日、社会的な課題を解決するイノベーション、新たな社会システムの構築、国際的な協力等に関して、社会の側より、大学による知的な貢献に対する要請が高まっている。また、大学の側からみても、その知を一層鍛え、教育研究活動をより充実したものとするため、社会とのより緊密な連携が期待されている。
大学と社会との連携をより密なものとするためには、両者間のインタフェース(組織、ルール、担い手としての専門人材、手法等)について、産学連携等に関する初期の10数年の経験を土台としつつ、世界的に進むナショナルイノベーションシステムの変化を踏まえ、現在のものよりも、摩擦が少なく、間口が広く、効果的なものへと改革していくことが欠かせない。しかしながら、現在、そのための具体的な方策はみえていない。
そこで、大学と社会に関する研究とそれを踏まえた政策提言を行うユニットを設置することとする。
内容
(主な研究テーマ)
- 知的財産権制度と産学連携
- 産学官連携リスクマネジメント 等
関連研究
大学と社会に関する研究ユニット(2012年12月〜2018年3月)