国際シンポジウム:コーデックス委員会の将来の展望と課題
(Future Prospects and Challenges in Codex Alimentarius)
- 【日時】
- 2018年3月9日(金)13:30~16:30
- 【会場】
- 東京大学本郷キャンパス ダイワハウス石橋信夫記念ホール
(ダイワユビキタス学術研究館3階)
- 【主催】
- 厚生労働科学研究「国際食品規格策定プロセスを踏まえた食品衛生規制の国際化戦略に関する研究」研究班(代表:川西徹 国立医薬品食品衛生研究所長)
- 【共催】
- 厚生労働省 農林水産省 消費者庁 東京大学政策ビジョン研究センター
- 【備考】
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開催報告
(概要)
2018年3月9日(金)、東京大学(ダイワハウス石橋信夫記念ホール)で、国際シンポジウム:コーデックス委員会の将来の展望と課題 (Future Prospects and Challenges in Codex Alimentarius)を、厚生労働科学研究「国際食品規格策定プロセスを踏まえた食品衛生規制の国際化戦略に関する研究」研究班主催並びに厚生労働省、農林水産省、消費者庁及び東京大学政策ビジョン研究センターの共催で実施しました。
コーデックスに関わる海外の関係者(コーデックス委員会議長、コーデックス事務局長、コーデックス部会議長及びその経験者)を招へいし、コーデックス委員会における、最近の動向や今後の課題についての情報提供をしていただくとともに、参加者との直接の議論の場を設けました。これにより、日本におけるコーデックス委員会に関する活動への理解の促進に寄与することを目的としました。講演では、コーデックスにおける現在及び今後の課題を考える上では、国際的な文脈に立ち全体俯瞰する視点、多様性と包括性の確保、明確なビジョン形成・共有と戦略的な対応の実践が重要との指摘がありました。当日は100名以上の参加があり、会場からも活発な質疑応答がなされました。
なお、今回のシンポジウムはコーデックスのウェブサイトでもニュースとして掲載されました。これまでの日本において継続的に行ってきたコーデックスに関わるシンポジウムについて国際的に発信できたことは極めて大きな成果と考えます。
(URL)
http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1107530/
プログラム
13:10 - 開場、受付開始
司会進行:松尾 真紀子氏 東京大学政策ビジョン研究センター(研究班研究分担者)
開会
13:30 –13:35 開会挨拶
川西 徹氏 国立医薬品食品衛生研究所 所長(研究班代表)
講演1
13:35 –14:50 コーデックスの今と未来
Tom Heilandt(トム ハイランド)氏 コーデックス事務局長発表資料
Guilherme Costa(ギリアム コスタ)氏 コーデックス委員会議長発表資料
講演2
15:00 –15:40 食品輸出入検査・認証制度部会のこれまでの活動と今後の展望
Fran Freeman(フラン フリーマン)氏 豪州農務省、コーデックス食品輸出入検査・認証制度部会新議長
発表資料
講演3
15:40 –16:20 食品表示部会のこれまでの活動と今後の展望
Paul Mayers(ポール メイヤーズ)氏 カナダ食品検査庁、コーデックス食品表示部会前議長
発表資料
閉会
16:20 –16:30 総括及び閉会挨拶
豊福 肇氏 山口大学共同獣医学部(研究班研究分担者)
参加者数
104名