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Annual Report 2017東京大学政策ビジョン研究センター 年報
2017年版年報では当センターの基本情報、東京大学総長メッセージ、新センター長の挨拶にくわえ、対談・インタビュー・活動報告とコラム5編を掲載しています。ここでは対談・インタビュー・活動報告の内容を一部抜粋して以下にご紹介いたします。全文は PDF (5.6MB) にてご覧いただけます。別冊のデータ編には当センターメンバーによる2016年度中の業績、開催行事、所属メンバーの一覧などを掲載しています。データ編は PDF (1MB) よりご覧ください。
年報2017本誌目次
- 東京大学総長メッセージ/センターのあゆみ
- センター長あいさつ
- 組織概要
- 研究部門
- 対談
- エコカーを作るマインドセットで医工連携を
片岡一則特任教授(知的財産権とイノべーション研究ユニット)・小松崎俊作講師
- エコカーを作るマインドセットで医工連携を
- インタビュー
- 完成機事業で日本が羽ばたくために
鈴木真二教授(航空政策研究ユニット)・渋武容特任教授
- 完成機事業で日本が羽ばたくために
- 活動報告
- 「2020年 IoT、BD、AI 時代にむけた知財戦略」提言とそのフォローアップについて
渡部俊也教授(知的財産権とイノベーション研究ユニット)
- 「2020年 IoT、BD、AI 時代にむけた知財戦略」提言とそのフォローアップについて
- コラム
- 複雑化する社会におけるキャタストロフィック・リスクへの対処
谷口武俊教授
- 「データヘルス・健康経営を推進するためのコラボヘルスガイドライン」について
尾形裕也特任教授
- 人類は地球温暖化対策としてどこまで踏み切るべきか?
杉山昌広准教授
- 日中韓意識調査から見えてくること
三浦瑠麗講師
- ナノテクノロジーの急進と社会実装への課題
佐々木一特任研究員
- 複雑化する社会におけるキャタストロフィック・リスクへの対処
対談
エコカーを作るマインドセットで医工連携を
片岡一則特任教授のチームは、抗がん剤をがん細胞にのみ届けるナノマシンの開発にあたっている。医工連携の賜物といえるこの技術には、健康な細胞へのダメージを軽減することによる患者のQOL向上が期待されている。医工連携の課題と今後のあり方について、 片岡特任教授と大学院工学系研究科の小松崎俊作講師が語った。
内容
- 医学研究をさらに促進するには?
- 大学と病院でアフィリエイト契約を
- 大学でオープンイノベーションを—国内大学間の共同研究を推進せよ
- ニーズ・境界条件を意識し、フェラーリではなくエコカーを 作るマインドセットを
- 医工社会連携を
- 医工連携が進むと社会はこう変わる
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インタビュー
完成機事業で日本が羽ばたくために
「世界のトヨタ」「新幹線がインドへ」など、日本の陸上交通技術は世界へと広がっている。空はどうだろうか? 航空機、特に旅客機をイチからつくる完成機事業はボーイングやエアバス、ボンバルディアといった海外企業の独擅場で、日本は大きく遅れをとっている。日本が航空機産業の分野で今後大きく羽ばたいていくために必要なことは何か、航空政策研究ユニットの鈴木真二教授と渋武容特任教授にうかがいました。
内容
- なぜ完成機事業か
- 航空機産業の世界地図
- 横のつながりを持ち続ける場、大学で提供を
- 100年かかる大事業
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活動報告
「2020年IoT、BD、AI時代にむけた知財戦略」提言とそのフォローアップについて
知的財産権とイノベーション研究ユニットは、企業の経営革新を支援する戦略タスクフォースリーダー養成プログラムに おけるタスクフォース支援の主要テーマとして、企業の保有する特許や技術ノウハウなどの知的財産や、最近のデータ駆動型イノベーション時代における新たな知的財産としてのデータの保護と利活用に関する研究を行ってきました。これらの成果をもとに、2016年4月に「2020年IoT、BD、AI時代にむけた知財戦略」と題する提言を行っています。〔冒頭より抜粋〕
内容
- 経緯
- 知的財産戦略計画
- 経産省等における調査
- 戦略タスクフォースリダー養成プログラムにおけるビジネスモデルと戦略研究
- 国際的発信