2019年4月1日をもちまして、政策ビジョン研究センター(PARI)は未来ビジョン研究センター(IFI)に組織統合いたしました。
本サイトは旧組織(PARI)のアーカイブサイトであり、リンク等が正常に機能しない場合があります。
最新情報はIFIウェブサイトをご覧ください。(最終更新日2019年3月31日)

お申し込みを締め切りました

趣旨

政策ビジョン研究センター「知的財産権とイノベーション研究ユニット」は2008年に設置され、来年には10周年を迎えます。この間、知的財産政策およびイノベーション政策に関する多くの研究テーマに取り組んできました。最近では人工知能活用やデータ駆動型のイノベーションに対応する知財戦略の研究や、これらの活用によって実現するスマート化に対応するエネルギー戦略などに取り組んできました。その成果は学術発表にとどまらず、様々な政策への反映もおこなわれています。

今回のシンポジウムはユニットの10年の活動を振り返り、また今後10年の研究戦略について議論を行う目的で開催いたします。

プログラム

12:30 -  開場、受付開始(予定)

オープニング

13:00 –13:10 開会挨拶
藤原帰一 東京大学政策ビジョン研究センター センター長、大学院法学政治学研究科 教授

特別講演

13:10 –14:00 (仮題)「知財とイノベーションの過去と未来:米国での経験と未来への洞察」
David Kappos 元IBM役員、元米国特許庁長官 発表資料

研究報告と今後の計画

14:10 - 14:30 報告と計画1 「ビッグデータ、IoT、人工知能による経営革新・知財戦略と人材育成」
渡部俊也 東京大学政策ビジョン研究センター 教授 発表資料

14:30 - 14:50 報告と計画2 「スマート化するエネルギーイノベーション」
坂田一郎 東京大学政策ビジョン研究センター 教授、大学院工学系研究科 教授 発表資料

パネルディスカッション1

知的財産の学術的研究は本ユニットの主要な研究テーマであります。技術、デザイン、技術ノウハウなど様々な創造的活動の成果の保護と活用について実証分析を行ってきました。
また最近では、人工知能によって価値を生み出す源泉となるデータのの知的財産としての取り扱いについて、またその経営戦略や人材育成への反映に関する事例研究や、実践プログラムとしての「戦略タスクフォースリーダー養成プログラム」を展開しています。
本パネルではSociety5.0に向けて大きく変貌する知的財産戦略の本質に迫り、未来を占うセッションを展開していきたいと思います。

15:00 - 16:30 「ビッグデータ、IoT、人工知能による経営革新・知財戦略と人材育成」
(モデレーター)
渡部俊也 東京大学政策ビジョン研究センター 教授
(パネリスト)
新宅純二郎 東京大学大学院経済学研究科 教授 発表資料
小川紘一 東京大学政策ビジョン研究センター 客員研究員 発表資料
石山 洸 東京大学政策ビジョン研究センター 客員研究員、株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長 発表資料
住田孝之  内閣府知的財産戦略推進事務局 事務局長 発表資料
(コメンテーター)
片岡一則 東京大学政策ビジョン研究センター 特任教授、公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター センター長

パネルディスカッション2

エネルギー分野におけるイノベーションは、本ユニットの重要な研究テーマの1つです。今回、「スマート化するエネルギーイノベーション」をテーマとしたパネル討論を企画しております。
近年、あらゆる分野で「スマート化」が進みつつあり、この変化はエネルギー分野も例外ではありません。
この機会に、産学官それぞれの立場から、本テーマについての議論を深めていただき、本ユニットの今後の研究活動に活かしていきたいと考えております。

16:30 - 18:00 「スマート化するエネルギーイノベーション」
(モデレーター)
坂田一郎 東京大学政策ビジョン研究センター 教授、大学院工学系研究科 教授
(パネリスト)
江村克己 日本電気株式会社 取締役執行役員常務 兼 CTO 発表資料
松山泰浩 資源エネルギー庁 長官官房総務課長 発表資料
藤井康正 東京大学大学院工学系研究科 教授 発表資料
阿部力也 東京大学大学院工学系研究科 特任教授 発表資料
(コメンテーター)
橋本和仁 東京大学政策ビジョン研究センター 教授、国立研究開発法人物質・材料研究機構 理事長

クロージング

18:00 閉会挨拶
渡部俊也 東京大学政策ビジョン研究センター 教授

懇親会

会議終了後、参加者との意見交換の場として懇親会を設けました。是非ご参加ください(会費制 3,000円)。