ワークショップ「欧州の研究マネジメント専門家から学ぶ:
国際連携研究で求められるスキルと役割」
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- 【日時】
- 2016年3月9日(水)09:30-12:30(9:00 受付開始)
- 【会場】
- 東京大学弥生講堂アネックス・セイホクギャラリー 地図
- 【主催】
- 東京大学政策ビジョン研究センター(PARI)
JETROアジア経済研究所
- 【備考】
- プログラム
定員:30名程度(定員になり次第締切ります)
対象者:URA、大学職員、研究所職員等の研究マネジメント人材、研究者(特に若手でこれから国際も視野に研究連携を進めたい初心者の方に是非お越しいただけますと幸いです。何れも上記の職務に関連する方に限ります。)
※ご参加に際して:本会は、講師から実務上の課題をできるだけ聞き出していただくよう進行予定です。参加者は、国際連携研究を進めるにあたっての質問事項を提示できるよう事前に整理くださるようお願いします。
※懇親会について:ワークショップ終了後に、会場付近で懇親会(実費制)を3時まで予定しています。
参加をご希望の方は、3月3日(水)までに
pari_forum(アット)pari.u-tokyo.ac.jp へ、
①件名を「3/9 ワークショップ 懇親会の参加申込」と明示の上、
②漢字氏名、③氏名ローマ字、④ご所属(和文)⑤ご所属(英文)をご連絡ください。
[ご連絡の際は、(アット)を@マークへ変更の上、お寄せください]
- 【言語】
- 日本語・英語(同時通訳あり)
趣旨
「国際連携研究は正直どうやって進めればいいの?」海外と連携した研究事業の重要性が高まる中で、研究自体や研究推進の支援を実際どう進めればいいのか知りたいというニーズが研究者そして研究マネジメント人材の中で高まっています。今回、オランダから国際連携研究や外部資金獲得のコーディネート、戦略策定を長年行ってきた研究マネジメント専門家を招き、欧州の国際連携研究や研究助成の動向をお話頂くとともに、これまでの取組み事例や課題とその克服ポイントについてお聞きします。日本と欧州それぞれの研究連携における問題事例、成功例などを知ることで、今後、研究者および研究マネジメント人材が、海外との共同研究にどのように取り組むべきかを考え、更に実践へのきっかけを作ります。
本ワークショップが、国際連携研究の推進、学術成果の社会還元、またネットワーク構築の第一歩となれば幸いです。
【基調講演者】 Marjolein van Griethuysen氏 (マルヨライン・ファン・グリータイゼン)
(Global Scientific Business Innovations 代表、エラスムス大学European Affairs and Innovation Office元所長)
オランダ・エラスムス大学は社会科学分野において世界有数の学術機関であり、EUにおける研究資金調達や研究機関のネットワーキング、リサーチポリシーの作成等を積極的に行う部署が設置されています。招聘者は2015年まで同部署の所長をつとめ、オランダの省庁、EU議会での勤務等幅広い経験からEUとの関係に視点を置いた大学の方向性や戦略策定を行っています。また、オランダ政府経済・農業・イノベーション省アドバイザー(Horizon2020)やEARMA(European Association of Research Managers and Administrators)のボードメンバーとしても研究マネジメントの専門家として、多方面で活躍されています。
プログラム
09:00 | 受付 |
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09:30 | 開会挨拶 |
坂田 一郎 (Ichiro Sakata) 東京大学政策ビジョン研究センター長、工学系研究科教授、総長特任補佐 |
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09:40-10:45 | セッション1: 研究連携をとりまくヒト・モノ・コト:EUのケース ・日本のケース |
<EUのケース>
“Wicked challenges and opportunities for global research collaborations”(45分) Marjolein van Griethuysen(マルヨライン・ファン・グリータイゼン)氏 (Global Scientific Business Innovations 代表、エラスムス大学European Affairs and Innovation Office元所長) 発表資料 <日本のケース> 「異セクター・異分野間の連携研究による価値創造を目指して ―その陥穽と克服への道程―」(20分) 伊藤正実(Masami Ito)氏 群馬大学産学連携・共同研究イノベーションセンター教授/研究支援人材育成コンソーシアム室室長・元産学連携学会長 発表資料 |
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10:45-11:05 | 休憩 |
11:05-12:15 | セッション2: パネル・ディスカッション “現場”から見る国際連携研究の実際 |
<EUの視点>(各10分) “EU-Japan research cooperation opportunities through EU’s Horizon 2020 research and innovation programme” Tom Kuczynski(トム・クチンスキ)氏 EU駐日代表部科学技術部アドバイザー 発表資料 “Internationalisation of Japan 's research landscape: needs and tools to address them by EURAXESS” Matthieu Py(マシュー・ピー)氏 EURAXESS Links Japan 日本代表部 発表資料 <日本の視点>(各5分) 西村 薫(Kaoru Nishimura)氏 東京大学生産技術研究所 URA 佐々木 晶子(Akiko Sasaki)氏 JETROアジア経済研究所 研究マネジメント職 コメント Marjolein van Griethuysen氏 インタビュアー 村上 壽枝(Toshie Murakami) 東京大学政策ビジョン研究センター 特任専門職員 URA |
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12:15- | まとめ・閉会 |