2019年4月1日をもちまして、政策ビジョン研究センター(PARI)は未来ビジョン研究センター(IFI)に組織統合いたしました。
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最新情報はIFIウェブサイトをご覧ください。(最終更新日2019年3月31日)

プログラム

16:00 開会
16:00-16:50「メディア環境の変化と広告コミュニケーション」( 柳 貴男 氏/㈱博報堂DYメディアパートナーズ)
16:50-17:00 休憩
17:00-17:40 ディスカッション
17:40 閉会

概要

「メディア環境の変化と広告コミュニケーション」(柳 貴男 氏)
生活者にとってスマホやSNSが、もはや欠かせないものとなっている一方で、テレビや新聞等のマスメディアの接触状況は 時代とともに大きく変化してきている。
こうしたメディア環境の変化とともに、「広告」という枠にとどまらなくなってきた広告コミュニケーションについて、 「広告のコンテンツ化」という視点で自身の事例を交えて考えていく。

研究会では下記のようなプレゼンテーションが行われた。
生活者にとってSNSやスマホが欠かせない現代において、メディア環境は大きな変化を遂げている。その例として、テレビを見ながらパソコンを立ち上げて手元にはスマホ、という3モニターを同時に利用するユーザーたちが挙げられる。
こうした状況下では必然的に「広告=CM」の価値が下がりがちであり、従来は「見てもらえる」前提で作られてきたCMが、「見てもらえない」可能性を考慮して作られてくるようになった現実についての説明があった。
このような現状を、柳氏は「広告のコンテンツ化」という視点で事例を挙げて詳らかにし、「待ってでも見たいTVCM」づくりについて詳述した。
さらに、目指すべき方向性として「Social Good」や「SDGs」があるとして、広告でどのように社会課題に挑むことができるか、自身の実績から例を挙げた。
質疑応答では、「ビジネスでのサステイナビリティー」についてまで話が及び、文化の担い手がどういった形で社会貢献をしつつビジネスとして成立させるかという問題提起がなされた。

講師略歴

柳 貴男(Takao Yanagi)/ ㈱博報堂DYメディアパートナーズ コミュニケーションデザインディレクター
1995年㈱博報堂入社。営業からメディア、クリエイティブと職種を変えながら様々な広告やコンテンツを企画、制作。
ad:techなど多数のイベントでの講演や国内外の広告賞で多数の受賞歴、ヤングカンヌメディア部門審査員。
広告会社勤務の傍ら、一般社団法人Get in touchなど複数の団体でプロボノとして活動中。
同志社大学商学部嘱託講師。営業からメディア、クリエイティブと職種を変えながら様々な広告やコンテンツを企画、制作。
ad:techなど多数のイベントでの講演や国内外の広告賞で多数の受賞歴、ヤングカンヌメディア部門審査員。
広告会社勤務の傍ら、一般社団法人Get in touchなど複数の団体でプロボノとして活動中。
同志社大学商学部嘱託講師。