シンポジウム:コーデックスにおける日本の貢献と今後の課題
- 【日時】
- 2019年3月6日(水)13:30-16:10(開場13時10分)
- 【会場】
- 東京大学本郷キャンパス ダイワハウス石橋信夫記念ホール(ダイワユビキタス学術研究館3階)
- 【主催】
- 厚生労働科学研究「国際食品規格策定プロセスを踏まえた食品衛生規制の国際化戦略に関する研究」研究班(代表:渡邉敬浩 国立医薬品衛生食品研究所安全情報部 第一室長)
- 【共催】
- 厚生労働省
東京大学政策ビジョン研究センター
- 【備考】
- 参加費:無料(要事前申込)
対象:食品関連事業者、行政機関等
定員:100名程度(2月22日9時現在残席僅かです⇒13時45分定員に達したため受付を終了いたしました)
- 【言語】
- 日本語/英語(日英同時通訳あり)
趣旨
コーデックス(コーデックス委員会、Codex Alimentarius Commission)は、国連の専門機関であるFAO(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)による政府間組織で、国際食品規格の策定をしています。グローバル化による国際貿易が拡大するなか、コーデックスが目的とする、消費者の健康保護と公正な食品貿易の確保はますます重要になっています。特に、昨今の環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(TPP11協定)及び日EU経済連携協定が発効され、一方で米国のように二国間交渉を重視しようとする動きも顕著となっており、世界はまさに大きな変化の中にあります。こうした地域枠組みやバイラテラルの動きが強まる中、日本が、コーデックスのような国際的な多国間の枠組みとどう向き合っていくのかは大きな課題と言えます。
本シンポジウムでは、コーデックス事務局長、OIE(国際獣疫事務局)の科学技術部長及び事務局次長を歴任し、現在WHO食品安全・人畜共通感染症部長である宮城島一明氏と、コーデックス・バイオテクノロジー応用食品特別部会議長及びコーデックス委員会副議長を務めた吉倉廣氏の二名に基調講演をしていただき、それに続くパネルディスカッションでは、お二人に加え、元米国食品医薬品局 バイオテクノロジー・コーディネーターのジェームス・マリアンスキー氏及び山口大学共同獣医学部教授の豊福肇氏を招いて議論します。長年にわたってコーデックスに携わってきたこれらの論者たちの深い知識と経験をもとに、コーデックスにおけるこれまでの日本の貢献を振り返っていただくともに、変化する国際環境の中で日本の次世代が主体的にかじ取りし、さらなる貢献をしていくうえでの課題と期待について議論していただきます。
プログラム(予定)
全体司会:東京大学 公共政策大学院・政策ビジョン研究センター 松尾真紀子
13:30 –13:35 開会挨拶 渡邉 敬浩(国立医薬品食品衛生研究所 安全情報部 第一室長)
13:35 –14:20 講演 「コーデックスとは、日本への期待(仮)」
宮城島一明(世界保健機関食品安全・人畜共通感染症部長)
14:20 –15:05 講演 「コーデックスへの日本の貢献、次世代への期待(仮)」
吉倉 廣(厚生労働省医薬・生活衛生局参与)
- 休憩 -
15:15 –15:25 パネルディスカッション・冒頭講演
ジェームス・マリアンスキー(元米国食品医薬品局 バイオテクノロジー・コーディネーター)
15:25 –16:05 パネルディスカッション
パネル:ジェームス・マリアンスキー
(元米国食品医薬品局 バイオテクノロジー・コーディネーター)
宮城島一明(世界保健機関食品安全・人畜共通感染症部長)
吉倉 廣(厚生労働省医薬・生活衛生局参与)
豊福 肇(山口大学共同獣医学部教授)
ファシリテーション:松尾真紀子(東京大学 公共政策大学院・政策ビジョン研究センター)
16:05 –16:10 総括及び閉会挨拶 原田 英治
(厚生労働省医薬・生活衛生局生活衛生・食品安全企画課 国際食品室長)
【申し込みに関する問い合わせ先】
東京大学政策ビジョン研究センター シンポジウム事務局
メールアドレス:pari_tg@pari.u-tokyo.ac.jp ※@マーク(全角)を半角に変更して送信してください。